スギ・ヒノキ花粉が終われば、ホッとする花粉症持ちの方は多いのではないのでしょうか?
しかし、地域にもよりますが、花粉は1年中飛散しています。。。
いきなりのバッドニュース、申し訳ありません。
ですが、この事実を知っておくと、
春の花粉のピークを乗り切ってもう5月なのに、なぜか花がムズムズする…
という謎の恐怖から、自分の症状を疑う選択肢ができます。
今回は、夏から秋にかけて飛散するといわれている、イネ科を代表格とした「草本花粉」の時期がいつからいつまでなのかを記事にしていきたいと思います!
どうか自身の症状から逃げずに、確認してみてください(笑)
それでは早速参りましょう!『イネ花粉など草本花粉【2019】はいつからいつまで?ブタクサやヨモギのキク科花粉の飛散情報も!』
草本花粉の種類
簡単にですが、草本花粉とはなんなのか、どんな種類なのか説明します。
草本花粉とは、一言でいいますと、雑草の花粉です。
雑草魂とはこのことです(嘘)。
雑草というくらいなので、背の低い、イネ科やキク科、ブタクサ属などが草本花粉に当たります。
草本花粉の対義語として、木本花粉という言葉が使われます。
これはもう樹木。花粉症の顔、スギやヒノキ花粉はこれです。
木本花粉は、花粉を数10kmも飛ばしてくる為、普通に逃げられませんが、
草本花粉は、花粉が数10mほどしか広がらない為、近寄らなければ逃げられるザコ花粉です。
ですが、ザコとはいえ油断が禁物です!
次から、イネ科をはじめとする飛散時期がいつからいつまでかを地域別・種類別に紹介します。
イネ科花粉の飛散時期
地域 | 飛散時期 |
北海道 | 「5月上旬」~「9月下旬」 |
東北 | 「3月下旬」~「10月下旬」・「12月下旬」 |
関東 | 「2月下旬」~「12月下旬」 |
中部・東海 | 「3月下旬」~「10月下旬」 |
関西・中国・四国 | 「1月中」・「2月中旬」~「11月中旬」 |
九州 | 「2月中旬」~「11月下旬」 |
イネ科は少量でも一年中、花粉が飛んでいる地域がほとんどです。
北海道、中部・東海エリアは少量ですので、そこまでイネ科花粉をアレルギーに持つ人すら少ないかもしれませんね。
逆に関東エリアは「4月中旬」~「6月下旬」
東北エリアは「5月中旬」~「6月中旬」にピークが訪れますので、この時期は特に注意して対策しましょう。
ブタクサ属(キク科)花粉の飛散時期
地域 | 飛散時期 |
北海道 | 飛散していません。 |
東北 | 「8月中旬」~「10月中旬」 |
関東 | 「7月中旬」~「12月下旬」 |
中部・東海 | 「9月中」 |
関西・中国・四国 | 「8月中旬」~「10月中旬」 |
九州 | 「9月初旬」~「10月下旬」 |
ブタクサ属花粉は関東エリア以外は飛散時期は短めです。
中部・東海エリアは比較的飛散量は少なめですが、
東北、関東、関西・中国・四国、九州エリアはそれぞれ9月にピークが訪れますので注意しましょう。
ヨモギ属(キク科)花粉の飛散時期
地域 | 飛散時期 |
北海道 | 「8月上旬」~「9月下旬」 |
東北 | 「8月初旬」~「10月下旬」 |
関東 | 「7月下旬」~「11月下旬」 |
中部・東海 | 「9月初旬」~「10月初旬」 |
関西・中国・四国 | 「8月下旬」~「11月下旬」 |
九州 | 「8月中旬」~「10月下旬」 |
北海道、中部・東海エリアは比較的飛散量が少量ですが、
東北、関東エリアは特に飛散の多い時期がありますので注意が必要です。
東北エリアは「9月中」、
関東エリアは「8月初旬」~「9月下旬」がピークです。
関西・中国・四国エリアも東北や関東ほどではないものの、9月は飛散量が増えますので注意しましょう。
まとめ
以上、『イネ花粉など草本花粉【2019】はいつからいつまで?ブタクサやヨモギのキク科花粉の飛散情報も!』ということで書かせていただきました!
記事をまとめますと、草本花粉の飛散量は
・北海道、中部・東海エリアは比較的少なめ、
・東北、関東エリアは多め、
・関西・中国・四国、九州エリアはやや多め、
ということがわかりました!
記事中にも書きましたが、イネ科などの草本花粉は、スギ・ヒノキ花粉と違い飛散距離は大したことありません。
関東や関西の方は、中部や東海に逃げると症状が和らぐかもしれません!
生活上、しょっちゅう行くことは難しいかもしれませんが、
あまりにも辛い場合は検討しましょう!
それでは今回は以上になります!最後までお読みいただきありがとうございましたー!
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